超高濃度ビタミンCの基礎知識
初めに
一回の点滴で50g以上のビタミンCを投与する場合、超高濃度ビタミンC点滴療法といいます。
点滴をすることにより、血中のビタミンC濃度を抗ガン作用が発揮されるレベルまで引き上げる治療方法で、ビタミンCは通常の抗癌(がん)剤とは異なり副作用がないのも特長です。
この超高濃度ビタミンC点滴療法は、がん治療の新しい方法として注目されています。
副作用のないビタミンC点滴療法
米国では、すでに乳がん、前立腺がん、直腸がん、肺がん、悪性リンパ腫、大腸がん、すい臓がん、卵巣がん、膀胱がん、腎臓がん、子宮がんなどへの治療効果 が報告され主流になりつつあります。
また、米国の大腸ガン患者の例では、人工肛門をさける意味で、この治療法を選択した人もいらっしゃいます。
- 有効な治療法がない方
- 抗ガン剤や放射線治療の無効な方
- 抗ガン剤や放射線治療と併用する方
- 抗ガン剤や放射線治療の副作用が強くて続けられない方
ビタミンC点滴療法に適さない方
点滴療法は、腎臓機能の低い方や栄養状態の悪い方、脱水症状の方、現在透析中の方はこの治療を受けることが出来ません。超高濃度ビタミンC療法は代替医療です。すでに有効な抗がん剤に代わるものではありません。
30年間封印されたがん治療法
1954年ノーベル化学賞(化学結晶構造)と1962年ノーベル平和賞(原水爆反対運動)と二つのノーベル賞を受賞した米国のライナス・ポーリング(1901~1994)は、ビタミンC(アスコルビン酸)を一日数十グラム摂取すると“風邪やがんを予防する。という説を立て、ポーリング博士自身はこの健康法を実践し、93歳の天命を全うしました。
ところがビタミンCの投与法に大きな違いがあったことが後に判明。ポーリング博士は点滴とサプリメントでビタミンCを投与していましたが、メイヨークリニックでは、サプリメントしか投与していなかったという、決定的な違いがあったのです。
ポーリング博士の方法でビタミンCを点滴で直接血管から体内に入れると、血液中のビタミンC濃度をサプリメントの場合と比べて数十倍に高めることができるのです。
ビタミンC点滴療法に適さない方
2005 年に米国・公的機関/国立衛生研究所(NIH)の科学者が衝撃的発表をしました。
『超高濃度アスコルビン酸(ビタミンC)点滴は、がん細胞に対してだけ選択的に毒性として働く』という内容です。
ビタミンCは自分が酸化されることで強力な抗酸化作用を発揮しますが、その際に大量の過酸化水素が発生します。血中に投与された時、正常な細胞は過酸化水素で中和できますが、がん細胞はこれを中和できず死んでしまうというのです。
つまり、超高濃度のビタミンCはがん細胞にとって《抗がん剤》でもあるわけです。
この作用は、ウィルス感染症治療に対しても役立つと発表しています。
ビタミンCは通常の抗ガン剤とは異なり副作用がないのが特長です。がん細胞に対しての選択的攻撃力が高く、現在、がん手術後の再発防止、がんの新たな補助療法として、米国・国立がん研究所(NCI)、米国・国立衛生研究所(NIH)において研究が進められている、最先端のがん治療法です。













